SEVEN ELEMENTS

「良い住まい」とは何か?安心・安全・快適に暮らせる
住まいをつくる7つの要素

良い住まいとは何でしょうか?広いリビング、素敵なキッチンやお風呂、室内の寒暖、使い勝手の良さ、長持ちする、健康に良い、地震に強い、燃費がいい…どれも欲しい要素ではありますが、すべてを盛り込むと、莫大な費用がかかってしまいます。まずは、住み心地の良い住まいで、なおかつ予算内に収めるのがベストな考え方と言えるでしょう。予算配分する上で大切なことは「量よりも質」。そして、10年、20年、50年後を見越した、可変性が高く、維持費のかかりにくい住まいであることが重要です。
良い住まいは、永く快適に過ごせるはずです。しかし、何を根拠に「良い住まい」と呼ぶかについては非常に曖昧です。そこで私たちは、いろいろな意見を整理して集約した結果、7つの要素にたどり着きました。

TRANSPARENT01

透ける

木格子やのれん、カーテンを使用したり、中庭を設けたりして、空間的な横のつながりと広がりをつくります。そうすることで、家のサイズ以上に広く感じられ、外からの視線を穏やかに遮りながら、光も風も通すことができます。

透ける

BLOWS02

抜ける

吹抜け、天井の高低差や勾配天井などで、空間的な縦のつながりと広がりを構成します。仮に60坪の住まいでも、空間が細かく仕切られていると窮屈に感じ、逆に、空間の取り方次第では、30坪でも驚くほど広々とした印象の住まいになります。

抜ける

UNITES03

合わせる

調和という意味をもたせています。デザインや雰囲気、周りの環境はもちろん、気候風土と住まいのつくりも「合わせる」ことが重要です。光のあたり方や風の吹き方は土地によって違いますから、そこも合わせないといけません。北海道と沖縄の住まいを比べると、全く違って当然なのです。
さらに、外構やカーテン、照明、家具なども含めて調和させる必要があります。

合わせる

BALANCE04

兼ねる

一つの空間に多様な要素を兼用させることで機能と効率を高め、用途やライフスタイルの変化に柔軟に対応します。たとえば、収納を兼ねたテレビ台、洗濯物の部屋干しスペースを兼ねた洗面脱衣室などがこれに当てはまります。ほかにも、和室を襖で仕切れるように作っておいて、普段は開け放ち、広々としたリビングの一部にします。来客があれば客間として使うなど、シーンによって使い分けが可能です。

兼ねる

STORAGE05

収める

家具や生活用品をうまく収めることも大事です。階段下や廊下などのデッドスペースも有効利用し、暮らしの質を向上させます。心地よい住まいづくりを考える上で、収納はとても重要な要素です。効率よく収納を配していかないと、広い部屋でも物が散らかってしまうし、そうなると狭く感じます。ちなみに、建物の細部にわたる取り合いをうまくつくることを建築用語で「納まり」と言いますが、その意味合いも含めています。

収める

DURABILITYS06

耐える

自然災害の多い日本では、「耐える」は切実な問題と言えます。
耐震・耐風雨・耐火・耐久性を高め、住まいの長寿命化とメンテナンスコスト削減を図ります。

耐える

HEALING07

癒す

帰ってきたら心身ともにリラックスできて、明日からまた頑張ろうと思える居心地の良い空間。そんなくつろげる癒やしの空間こそ、本質的な住まいのあるべき姿と言えるでしょう。

癒す
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